先日、商工会議所検定前に恒例イベントとして実施している「そろばんトライアスロン」
をスカイ校で開催しました!
そろばんトライアスロンは、
練習会や競技会でもない、トライアスロンのように
みとり算、わり算、かけ算の問題を全問正解まで、
そろばんを弾き続けるイベントです。
課題はみとり算50問、かけ算100問
わり算100問。各一時間で、全問正解を目指すもので、
商工会議所検定の2週間前、強化クラスとともに
いつも開催しています^^
そろばんに取り組んだ後は、ランチタイム。
持参したお弁当を食べながら、静かに映画鑑賞を楽しみました~。
そして、昼からはみんなお楽しみのワークショップ♪
デザイナー坂本さん&けいたくん親子の登場です。
今回の図工の時間。スポンジと白の絵具を使って「空」を描くことに挑戦しました!
ワークショップ後に、坂本さんからいただいた
メッセージがありますので、紹介しますね。
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皆さまこんにちは^_^
「坊ちゃん」ことbow’s Designの坂本です。
この呼称もちらほらと、さらにはごく自然に、今までそうであったかのように呼んでくれる子どもも現れ、とても嬉しく思います。
当日は快晴。
長袖を羽織るには少々暑く感じる一日でした。
そういえば、トライアスロンの時って、雨だったことなかったよなあ…
空にある教室に架かる階段を一段、一段。
子どもたちの元気な声が空から響き渡ってきます。
現在スケジュールが立て込んでいて、あまり眠れておらず、寝ぼけ眼の自分には良い目覚めの音で眠い目を覚ますことができたのでした。
階段の中腹広い段をのっそりのっそり、そして細かい階段を踏みしめようとしたところ、大きな奇声が鼓膜に突き刺さり、階段を踏み外そうになりました。。。(笑
それは完全なる眠気からの目覚めをもたらしたのでした。
さて、今回も午前中は採点係で参加させていただきました。
毎回面白いのが、あれだけ賑やかだった教室がスタートの合図と共に、そろばんを弾く音、回答を書く鉛筆のさささ、という音だけに変わっていくこと。
こなしていくスピードがとても速く、前半は採点が追い付かず少々焦りました。
漸く落ち着いて子どもたちの様子を見てみると、若干乱暴な物言いをするあの子は真剣な表情は低学年の子どもに教えていたり、どれだけできたか教えてくれたりとか、難しい問題が解けた喜びを報告してくれたり、おやつを持ってきてくれたりと、ああ、この中の一人として今ここにいるのだなあ、と感じたわけです。
子ども達の挑戦による、喜びは自分も同様に嬉しいですし、悔しさは同様に悔しく思う。
解を見れば、単純な計算ミスなのか、そろばんの使い方の問題なのかはある程度分かりますので、それに合わせて自分がどのように促せば良いか考えることが出来ます。
しかしながら、自分にはまだそろばんを教えることは出来ません。
この時間を共に過ごし、寄り添い、達成した喜びを得ることの一助になれることができるように、存在したいと考えています。
今回の図工の時間ではスポンジと白の絵具を使って「空」を描くことに挑戦しました。
あれだけ集中した時間を過ごし、疲れているだろうに、創作にのぞむエネルギーのようなものも衰えることを知らず、毎度時間が足らないと怒られますから、今回は使用する道具を限定してシンプルなテーマでコンパクトにして時間内に完成できるように設定して取り組むことにしました。
筆を使って雲を描こうとすると、筆のストローク、筆による輪郭の描画、色の濃淡のつけ方など、少々難しい技術が必要とされますが、スポンジでぽんぽんと強弱を叩きながら描画することで、比較的簡単に写実的な雲を描画することができます。
鉛筆で一本の線を引いて見えるのは一本の線ですが、顕微鏡で覗いてみれば、おそらくは、たくさんの点のストロークによって一本の線に見えるのでしょうね。
雲の輪郭を捉え鉛筆で輪郭を引いたならば、イラスト的な風合いの仕上がりに。
じゃあ、鉛筆を傾けて鉛筆の芯の腹で擦って雲を表現したならば、写実的な風合いが描画できそうです。
使う道具、またストロークの方法によって見え方が変わる、ということを経験していると、こことはまた違う別のシーンで使えるかもしれません。
と、ここで僕はまたいらないことを言ってしまいます。
「雲って飴玉に見えたり、お魚に見えたり、怪獣に見えたりすることあるよね…???」
〇〇のように見える、という感性は子どもの特徴的な感性で大事な感覚だと思います。
その結果、悩ませてしまったり、描くのに時間がかかってしまい、やっぱり時間が足りないと怒られてしまうのでした。。。(笑
怒られたくないですが(笑)時間が足りないと言ってもらえるのは、子どもたちにとっては不満なのだと思いますが、自分にとっては嬉しいクレームです。
楽しい時間を過ごしてくれているのだな、と感じるのです。
はじめは、悩んでいる様子ですが、だんだん想像が膨らんできて作品作りに没頭しています。
悩んで手が動かない子どもについては、話を聞きちょっとしたヒントを話すことで手が動き出します。
今回も様々な素晴らしい作品が誕生しました。
最優秀賞を受賞した作品は、縦の構図で卓越した画力で描かれ、余白を持たせながら、中心に堂々と描かれた雲は紙から飛び出してきそうな力ある作品でした。
素晴らしい!
自分の計算力によって解へと導くそろばんと、自分で解を見出す図工、違ったアプローチで解へと向かう両方が学べるそろばん教室とは…天城そろばん教室しかないのでは…!?
とまあ、こういった様子で、子どもたちが、というよりは、自分が一番楽しんで過ごしている時間でございます。
スカイ校だけに空を。
僕たちを明るく照らすような太陽のような姿でしたね!
また子どもたちの元気な姿に出会えることを楽しみにしています^_^
それでは。
(代表 福岡)