先日、一緒に暮らしていた父が亡くなりました。
79歳でした。
この写真は、随分前に撮影した写真ですが
父の人柄が良くでていて、とても気に入ってました。
元気な頃は、教室で採点の手伝いをしてくれた父。
子どもたちには「じーちゃん」と呼ばれ、子どもたちの成長
を一緒に応援してくれていました。
家族で見送り、
日常に戻りましたが、知人から思わぬ美しいお花をいただきました。
部屋中とてもいい香りに。
何だか、まだ父が側にいてくれているような気がします。
毎日、我が家では私が仕事が終えた10時前後に、家族で晩御飯になります。
父は食べ終わるのがとても早く、
一足先にリビングがある二階から父の部屋があった一階に戻ろうと、
手すりにしがみついて階段をおりる父を、私が食事を中断して、
下から支えることが日課でした。
階段降りる時、父はいつも私の肩をもんでくれたんです。
「そんなことしなくていいよ」と私が言うと、
父は「これはじーちゃんの仕事や~」とジョーク交えて、言ってくれていました。
その手がとても冷たくて、父の部屋に入ってから父の肩を揉むと
決まって父は「こそばいからやめてくれ~」と笑っていました。
それが私と父の1日24時間の中で、たった一瞬の出来事でしたが
私にとってはとっても心温まる時間でした。
最後まで愚痴を言わなかった、じーちゃん。
これからも、きっとじーちゃんは、子どもたちが頑張ってる姿を
私の側で見守って、一緒に喜んでくれているかなと思います。
バレンタインデーに、ある生徒からこんな贈り物とメッセージを
もらいました。
じーちゃん、喜んでいると思います!
あらためて今、ともに生きてくれた父との時間が貴重だったと実感します。
どんな時も、決して変わらない愛情をもらっていたことに、
ありがとうを伝えたいです。
(代表 福岡)