先日、(一社)兵庫県珠算連盟の研修会に参加した際、
近畿そろばん連合のホームページ制作会社の方から、
面白い話を聴きました。
AERA dot.で、そろばんに関する下記の記事が掲載され、その瞬間
近畿そろばん連合のページへのヒット数が
異常にあがったそうです。(みなさん、敏感ですね!)
「東大卒ママがすすめる子どもの習い事は? ズバリこの2つ!」
ベストセラー『偏差値29から東大に合格した私の超独学勉強法』の著者・
杉山奈津子さんが、記事の中で、
おすすめの習い事として、
そろばんをあげています。
私が、幼少期におススメしたい習い事は、断然「そろばん」です。
夫が小さい頃に習っていたのですが、
受験のときの有利すぎる話を聞いて「なにそれズルい!」と悔しく思いました。中略
「そろばんを習っている人は頭の中でそろばんが浮かんでくるようになる」とのこと。
それに、受験や勉強だけではなく、日常生活の計算にも一生役立つわけですから、
非常にお得な習い事だと言えます。中略
そろばんをはじくように、指を器用に動かす能力を「巧緻性」と呼びます。
指を上手に動かすことは、脳を発達させると言われています。
そして、神経系は、3歳から4歳あたりが最も発達しやすい時期だと言われています。
有名小学校のお受験の世界では、線を書いたり、紙をちぎったりするのを見て、
手先の器用さから将来性を判断するそうです。
認知症だった祖母も、指を動かすためによく施設で折り紙をやっていました。
指を使って玉をパチパチと動かしながら頭も使うそろばんは、
脳神経を刺激するのにピッタリです。
そろばんがこんな風に記事で
取り上げられて、
その効果で、そろばんを習う子どもが増えるのは、
うれしいし、励みになりますね!
そして、確かに、そろばん&そろばん式暗算を学んだ子どもたちは
頭の中にそろばんが思い浮かびます。
教室に通う生徒からも「学校の算数(もしくは数学)でも、日常でも
計算は困らない」という声を聴きます。
一生懸命取り組めば、一生‟役に立つ”力がつくと思います!
ただ私が思うのは、今は様々な習い事がたくさんあって、
ピアノや水泳、サッカーや英語、
どれもそれぞれ期待できる効果があるのではないでしょうか。
そろばんも、選択肢のひとつですよね。
いずれにしろ、どんな習い事も大切なのは
熱意を持って指導者が正しく導き、
またご家族が子どもたちを見守り、励ますような
環境づくりだと私は思っています。
そして、子どもたちが「楽しい!」「うれしい!」
と思う瞬間をたくさん作ってあげたいですね^^
そうすれば、何事も自然と長く続き、
一生ものの力になっていくと信じています。
(講師 福岡)